大阪市淀屋橋にある乳がん検診・検査 リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニック


リボン・ロゼ 田中完児乳腺クリニック

初めての乳がん検診

マンモグラフィ、エコーどっちを受けるといいの?

●30代ぐらいまでの女性は乳腺が発達してマンモグラフィには写らないことが多いため、超音波(エコー検査)をおすすめします。
●マンモグラフィは、一般には40代ぐらいからやっていくほうがよいでしょう。(20、30代では乳がんリスクが高い方は別)
●40代以上では、隔年、エコーとマンモグラフィを交互に受診、または毎年フル検査(エコー+マンモ)をおすすめします。

★下記1つでも該当する場合はリスクが高くなります。毎年フル検診(マンモ+エコー)をおすすめします。


  • 血縁者に乳がんにかかった方がいる(家族歴のある方)
  • 初潮が早い または閉経が遅い
  • 妊娠、出産経験がない
  • たばこ、アルコール摂取が多い

痛い?

●エコー検査(超音波)は痛くありません。
●マンモグラフィ検査は乳房の柔らかい時期♡生理が始まってから1週間くらい経った頃)に受けましょう。(若い方ほど乳腺が張っているため)
マンモグラフィ検査時、痛ければレントゲン技師におっしゃってください。なるべく痛くないよう撮影致します。

乳がん検診はいつ受ければいいの?

生理が始まってから1週間くらい経った頃♡乳房の柔らかい時期♡に受けましょう。
●逆に排卵日から生理が始まるまでは乳房が硬く張ります。その時期は避けましょう
注意!:乳房の異変があるがある場合は時期を選ばず、すぐ乳腺外科に受診してください。

注意!事前に申し出てください。


  • 妊娠中の方、妊娠の可能性が高い方
  • ペースメイカー使用中の方
  • VPシャント入れておられる方

検査の説明

視触診とは
目で視て乳房の形に変形はないか、手で触れてしこりが触れないか確かめます。
乳頭からの分泌物(特に血が混ざったものやオレンジ色のもの)、乳頭の陥没やびらんがないかを診ます。
さらにわきの下のリンパ節や鎖骨のリンパ節も触診します。
マンモグラフィ検査で映らなかったしこりも視触診で2割見つかります。診断に必須なものです。
超音波検査(エコー検査)とは
超音波を体内に発信しその反射波(エコー)を利用して乳腺を解析・画像化します。
しこりの形状、石灰化の様子、腫瘍の有無などを診断します。超音波検査は被爆がないのがメリットです。
乳腺の発達している20、30代はマンモグラフィ検査では十分な病変を検出しにくいため、超音波検査が有効です。
マンモグラフィ検査とは
乳房X線撮影のことです。乳房をはさみ乳腺組織を薄く引き伸ばす。そうすることでより細かい病変を観察できます。
マンモグラフィ検査では小さなしこりや乳がんの初期症状の微細な石灰化を映し出すことができます。
若い人は乳腺組織が濃いので、がん細胞が乳腺にかくれてしまい見落とすことがあります。
(「石灰化」自体は乳がんのことではありませんが、がんから産出される副産物の場合があるため、検診では、乳房内の「石灰化」をさがします)

マンモグラフィQ&A