大阪市淀屋橋にある乳がん検診・検査 リボン・ロゼ田中完児乳腺クリニック


リボン・ロゼ 田中完児乳腺クリニック

乳房の症状

 

しこり

しこりには、良性(乳がんではないもの)と悪性(乳がんやその他のがん)があります。
良性のしこりとしては、乳腺症のようなほぼ正常な乳腺の状態から、のう胞(水溶液の溜り)、線維腺腫、葉状腫瘍、などが頻度として高いものですが、そのほかにもいろいろとあります。

 

痛み・腫れ

乳房の痛みはほぼすべての女性で大なり小なり認められるものです。
乳房は女性ホルモンの影響を常に受けています。閉経前はいうに及ばず閉経後でも同じです。
このホルモンの影響で腫れを感じたり痛みを感じたりします。乳房が張ったり、乳房に痛みを感じることと乳がんができていることとは直接に関係することは少ないものです。
しかし、腫れや痛みが気になって受診して偶然乳房に異常が見つかることもありますので、気になることがあれば受診することが大切です。

 

乳頭からの分泌物

乳房の機能としてミルクを作って赤ちゃんに飲ませるということがあります。このミルクを作るところを小葉といい、できたミルクを乳頭まで運ぶ管を乳管と呼びます

透明な色
乳がんとの関係はありません。乳頭を絞ると透明な液体が出ることがあります。
ミルク
乳房を絞ると極少量のミルクが出てくる時があります。もともと乳房にはミルクをつくるという機能がありますから、授乳中でなくてもホルモンの関係で極少量は作られます。でも授乳中でもないのに、授乳中のようにミルクがたくさん出てくる場合は、ほかの病気が隠れている場合があります。
オレンジ色の透明な液体
乳管内に良性の腫瘍が在る場合があります。
血性
赤い血液や古くなった黒い血液が乳頭から出てくる場合は要注意です。乳がんができている可能性もあります。
 

皮膚のくぼみ・引きつれ

乳房の皮膚にくぼみや引きつれが見られるとき、その皮膚の下に乳がんが隠れている場合がありますので、要注意です。

 

皮膚が赤くなったり、熱を持つようになる

乳房が熱をもち赤くはれ上がる場合は、乳腺炎を起こしています。
乳腺炎の原因は、授乳中であればミルクのうっ滞、細菌の感染、乳がんによるもの、原因不明なもの、などがあり、迅速な診断と治療が必要となります。

 

腋(わき)の下の腫れやしこり

腋の下にはリンパ節や脂肪や神経・血管といったものがあります。一番よく触れるものはリンパ節です。
リンパ節は腕や胸に炎症などを起こすと大きくなってきますが、一番怖いのは乳がんがリンパ節へ転移した場合やリンパ節自体のがんです。
そのほかには、副乳という乳房以外の場所に存在する乳腺組織が腫れてくる場合もありますし、皮下の脂肪を塊として触れる場合もあります。

 

乳房の左右の大きさが違う

乳房はもともと左右が同じ大きさとは限りません。
しかし、左右の大きさが極端に異なる場合や最近急速に差が目立ちはじめた場合は乳房に病気が隠れている場合がありますので要注意です。

 

硬い乳房

乳房は思春期のころより急速に成長膨張します。
この乳房の中身はほとんどがミルクをつくる小葉という組織でできていて、この小葉は触れると非常に硬いものです。
乳房は、年齢や授乳経験によって硬い小葉が次第に軟らかい脂肪に置き換わって行きます。
ですから、乳房も年齢と共に軟らかくなってゆきます。
もし、普段軟らかかった乳房が急に硬くなってきた場合は要注意です。特に気を付けなければいけないのは乳がんによって硬くなることです。