[超音波検査が乳がん発見率アップ↑ 💖4]
おはようございます。マンマ☆ミーヤです。
前回は乳がん検診に超音波を組み入れると良性のものまで拾ってしまう不利益が生じることをお話ししました。
その不利益をを減らす試みは、◆マンモグラフィ・超音波の総合判定◆です。たとえばマンモグラフィで腫瘤(しこり)のようにみえる「局所非対称性陰影」をしてしても、超音波でその部位に何にも認めなければ精密検査としない、
また超音波でほぼ確実に診断できる嚢胞(乳管が袋状に拡張して水が溜まったもの)を描出した場合、マンモグラフィで腫瘤として映っても取り上げないといった具合です。
それぞれの所見を相補的に組み合わせて良性病変を拾い上げすぎることなく乳がん発見率を高めようとするものです。
つづく。。
西神戸医療センター
乳腺外科 奥野敏隆先生
2016年6月14日