ピンクリボンとは?
ピンクリボンは乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを訴える啓発運動のシンボルマークで、各国の行政、市民団体、各企業などが独自にデザインしています。
また運動への取り組み方法も、乳がんの早期発見のために検診を呼びかけるイベントを展開する、乳がんの知識を広めるセミナーを行う、ピンクのリボンをあしらった商品を販売し、その売り上げの一部を財団や研究団体に寄付するなどさまざまです。
「ピンクのリボン」という愛らしい色と形のモチーフには『乳がんで悲しむ人をなくしたい』というひとりひとりの熱い願いが込められているのです。
上記は認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)のシンボルマークです。
ピンクリボン活動の目的
ピンクリボン活動の目的は乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを訴える啓発運動によって乳がんによる死亡者を減らすことにあります。
乳がんは「気をつけて観察していれば自分自身で見つけられる場合がある」「早期に発見し治療すれば治る」という特徴がある病気なので個人の検診意識を高める事が最も大切なのです。
乳がんは早期に発見・治療をすれば治癒率が高く、ごく早期に発見された場合はほぼ95%が治るといわれています。
また手術を受ける時にも乳房の形を残せる乳房温存療法などを選択できる可能性がより高く、進行した場合に比べると手術後の肉体的、精神的な負担がずっと軽くてすみます。